集英社スタジオを経て2002年株式会社エルクラフト入社。
以来、電撃ホビーマガジンの撮影に携わり模型撮影の奥深さに衝撃を受ける。
年間を通してフィギュアやプラモデルなど、あらゆるジャンルのホビー製品の撮影を経験し表紙の撮影、CG加工を担当。
今年2015年に独立。
スタジオSIMEGの代表として電撃ホビーウェブの撮影をこなしている。
ルッチのイメージを言葉にするとき、人と獣、表と裏。そんなワードが浮かびました。あと、ハットリの声と自身の声ですか(笑)。
そして、フィギュアは白と黒。
この、相反するイメージを内包した造形を捕まえるべく苦心いたしました。仮面は重要なアイテムだと感じましたのでその見え方にこだわってみました。表情を隠しているルッチとポーカー台での相性も良い感じではないでしょうか。
ホビー系フィギュア造型を手がけ、モノとしてインパクトのある作品を生み出し、業界内・同業者間での評価も高い気鋭のクリエイター。
モチーフに対して深く研究し、新鮮味のあるアプローチで常に挑戦することを信条としており「描写造型」なるスタイルの確立を目指す。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2005 原型制作会社㈲Plastic Arts に原型スタッフとして入社
2011造形天下一武道会/フリーザ/緻密技巧派賞
2011造形天下一武道会2/牛魔王/準優勝
2012 ㈱Plastic Arts退社、フリーランスでの活動を始める。
2014造形王頂上決戦Ⅲ/センゴク/特別審査委員賞
全体の構成。自分としては、この様なシンプルなポーズは造るとなると結構難しい。上半身のひねり具合、背中の反り具合等、メリハリのバランスに気を遣いながら、そして全体的には「シンプルにカッコ良く」を意識して造型しました。